教室の窓から(教室ブログ)

「ロボットは東大に入れるか」プロジェクト

2012.09.25

国立情報学研究所の「ロボットは東大に入れるか」プロジェクト。

 

最近話題です。

 

それは人工知能(AI)を使って、2016年にセンター試験で高得点を狙い、2021年には東大合格を目論むものです。

 

 

「そんなこと可能なのか?」

mumm.JPG 

 

 

「人間じゃないんだからムリムリ」

  student2.JPG 

 

 

「いやひょっとして・・・」

sutudent3.JPG 

 

 

様々なリアクションが想像できます。

 

 

コンピュータは演算とデータ蓄積が最も得意です。

 

そして、その処理速度を極限まで速め、さまざまなセンサーやインターフェースと融合することで、多様な分野にわたり人間の代わりを勤めるようになりました。

 

そればかりか、チェスやクイズなどで人間を打ち負かすまでに成長しています。

 

そのコンピュータの開発において、人工知能は常に難題と向き合ってきました。

 

いかに人間の脳に近づくことができるか?

自ら考え、自ら判断し、行為を実行することができるのか?

 

様々な分野でその威力を発揮しているコンピュータも、例えば自然言語を人間の脳のように使いこなすレベルまで技術的に到達していません。

 

プロジェクトがあえて東大入試に挑む理由はそこにあるようです。

 

数学の問題について考えてみると、演算を必要とする場面は多いでしょう。

 

しかし、問題の意図を汲み取り、解答の方針を決める場面では、どのように力を発揮するのでしょう?

 

例えば、こんな問題。

 

2012年度東大理類数学 第2

 

toudai_math_2012-2.JPG

 

 

人間であれば簡単に問題の意図を汲み取ることができます。

 

では人工知能はどう読み取るのか?

 

問題の意図が分かれば、人工知能には極めて易しい問題です。

 

しかし、赤線部分を自ら理解するでしょうか?

 

 

 

もちろん、この例は易しい部類かもしれません。

 

入試は数学だけではないのですから。

 

 

 

さてさて、どうなるのか!

楽しみです。

 

(因みにクイズで人間を打ち負かした「ワトソン」は厳密には人工知能ではないとのこと。クイズ問題の集積・分析で勝利を収めたのです)

 

 

 

 

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